特別な想い


これで三度目になる
君のいるホワイトデー

君の誕生日でも
さんざん悩んだけれど
この贈り物も
毎年ずいぶん悩んでるんだ

君はきっと
気づいていないだろうけど

特別には思われないような
日常で使う細々したものや
家から送ってもらったと
読みたがっていた本を渡す

この日だけじゃなくて
別の日にもしてるけど
毎年のこの日だけは
欠かさずに君に贈る

君に気づかれないように
想いを伝えてしまわないように
できるだけ、さりげなく

冒険が好きで
仲間が好きで
今のこの関係を
とても大切に思ってる君を
困らせたくはないから

伝えられるいつかが
たとえいまだ遠くても
来年も再来年も
きっと君に贈るんだろう

まるで当たり前であるかのような
君へだけの特別な想いを





特集の部屋へ