クレイは朝目覚めると枕の横に静かに横たわっているあるものに気付いた。
「何だこれ?」
小さな箱だ…中身はなんなのか判らない音もしない
「そういえば今日は俺の誕生日か?」
クレイは開けてみることにしたようだ
「な…何だこれー(叫)」
それから数分後…
「クレイどうしたの?そんなに慌てて」
「これを見てくれパステル」
「なに?」
パステルは小さな箱の中を覗いてみた…すると…
「キャー(悲鳴)なにこれ?」
その中には…
「とりあえず驚いてみたものの…何も入ってないよね、クレイ?」
「そうなんだ。ある意味…驚いてね」
「悪戯じゃないよね?」
「そうだな…それに今日は俺の誕生日だし」
「うん・・・」
パステルは硬直している
「どうかした?」
「なっなんでもないよ」
パステルはなんだか慌てているようだ。クレイはそんなパステルの行動を不思議に思いつつも
「ノル達は?」
「さあ?」
何か変だ…余所余所しい
「じゃ俺はこれからバイトに行くから」
「あっうん、頑張ってね」
クレイは訝しがりながらも何も訊かず行ってしまった
「もう誰よこんなことしたのせっかくの計画が台無しじゃない」
まあクレイは気付いていないだろうがパステルは少し不安そうな表情をしながら準備を再会するため部屋を出て行った。
そして、夜の足音が辺りに木霊してくるころ
「ただいま〜」
「・・・」
そこにいるはずの人たちの声やぬくもりが感じられない
「お〜い、誰かいないのか〜」
クレイは心の底から恐怖した
「パステル〜、トラップ、キットン、ノル、ルーミィ、シロ〜」
息が荒くなってくる
「そんな…」
誰もいない…
「だれ…も?」
クレイはかすかな違和感に気付いた…今までは困惑して気付かなかったが人の気配がある。
その気配のある方にふらつく足を叱咤しながら歩いていく
「「「「「「お誕生日おめでとう」」」」」」
ぬくもりも感じられなかった空間に一瞬にして活気がありそれでいて温かな雰囲気が空間いっぱいに広がる
「みんな…」
「なに泣いてるの〜」
「待ってたんだ」
「さあ主役なんだから笑って」
「ありがとう」
それから数日後…
「そういえばパステル、あの朝に俺の枕の横にあった小さな箱はなんだったんだ?」
「ああ〜アレね。ルーミィに訊いてみたら」
「ルーミィに?」
クレイはルーミィに訊いて見ることにしたようだ
「なあ、ルーミィ訊いてもいいか?」
「なんかー」
「あの小さな箱ってなんだったんだ?俺の誕生日の時のやつ」
「あれかー、ぱーるーがなーたんじょーびにはしあわせなものをなぷれじぇんとするってーだからなールーミィの好きなものを入れておいたんらー」
「好きなもの?」
「うん、美味しいものの匂い」
「なるほど、ありがとう」
するとルーミィは天使のような微笑みをみせたとのこと
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