ある日、ブーツ一家に子供が生まれた。
その両親は、ステア・ブーツ・・・つまりトラップと、マリーナと言う二人で、その間に生まれた子供には、リトと名づけられた。長男だった。
リトは、幼い頃のトラップとは正反対で、冒険者だった頃のトラップと同じくらい運動神経がよく、マリーナのように手先が器用で、生まれつき盗賊としてとてもいい素質を持っていた。
「リト、何処に行くんだ??」
「あ、お父さん。 あのね、今日はシュリ達のところで、遊ぶから、少し遅くなるかもしれない!!」
そういいながら、走っていった。
シュリとは、パステルとクレイの間に生まれた長女だった。
「おーい、シュリー!!!」
リトが走っていくと、そこには金色の長い髪に、青く澄んだ瞳を持ったシュリが、一人の男のこと待っていた。
「あ、リト!!!」
「はよー」
男の子とは、アーガといい、シュリの弟である。
「今日は何処で遊ぶの??」
「山!」
そう言って、三人は走っていった。
毎日、毎日、そうやって色々なところに遊びに行く。
将来、パステルたちのように、この三人も冒険者になり、仲間を作り、毎日を楽しく過ごすのだろう。
そして、三人が十四歳になった時、
「じゃあ、気をつけてね・・・」
「気をつけるんだぞ!」
「シュリ、アーガ、リトに迷惑かけるんじゃないぞー!」
パステルたちが、すくすくと育った三人を見送った。
これから、その三人は冒険者になり、大きな壁にぶつかったりするのだろう。
しかし、どんなときも支えあい、それは、パステルたちの冒険時代を見ているかのような、明るいパーティになった。
もちろん、メンバーはパステルとクレイの間の子供と、トラップとマリーナの間の子供。 そして・・・・、キットンとスグリの間の子供と、ノルと・・・誰かとの子供と、母親と過ごしているルーミィの妹と、シロちゃんの娘だ。
支えあいながら、困難に出くわしても、いつも明るく、そして・・・愛を築きながら、同じ道を歩いていく。
![]()
![]()