クレイの剣がモンスターの棍棒を切り飛ばした。
「パステル、大丈夫か」
「うん…。ありがとうクレイ」
そのまま、剣を切り返して、三つ目のモンスターを切り倒す。
ぺたんとお尻をついた私に、右手を差し伸べてくれた。
私はその手を握って、立ち上がる。
「ルーミィたち大丈夫かな」
私たちはオーシーからシナリオを買って、このダンジョンに来たんだけど、入って暫くした所に宝箱があって、それを見たルーミィが近くにあった罠に引っかかって、別々になってしまっていた。
私は運が良かったのか、すぐ側にクレイがいてくれたから良かったんだけど、今みたいにルーミィが襲われたらと思うと、ぞっとする。
「パステル、ルーミィのことか」
何で考えてる事がわかるんだろう。
「大丈夫かなって」
「俺たちも二人でいるんだ、他の所でも二人組みになってる可能性、いやそれ以上だってなってるかもしれないんだ、きっと大丈夫だ」
私が並びながら、クレイがポタカンを持って先を進む。ずっと一本道みたいだけど、ねんのために私はマッピングをしながら一歩一歩進んだ。
そう言えば前もこれと同じ様なことがあった、確かあれはシロちゃんとはじめて会った、ヒールニントのダンジョンだ。
「クレイ、なんかヒールニントの時と似てない?」
「ヒールニント?」
「そう、シロちゃんとはじめて会った」
「そうなのか?俺はあの時……」
そうだった、クレイはあの時笑い病にかかって。
「ごめんクレイ」
「いいよ、俺だって皆が大事な時に、一人で休んでたんだし」
クレイは私を気遣ってくれてるみたい、私も今この状態を何とかする事に集中しよう。
しばらくゴツゴツとした岩で出来たまっすぐな道になってて、背中の方を見ても、ずっとまっすぐ。
私たちは左手の法則を使って進む事に決め、ゴツゴツとした地面を進む。
いつまで続くのかわからないけど、大分歩いたと思う、私は何度目かのオーシーから渡されたシナリオを見た。
丁寧にダンジョンの奥までマップが書いてある、だけどおかしい、絶対におかしい。
今私とクレイが歩いてるような長い道は何処にも無い、それに、書いてあるダンジョンのマップもそんなに広くは無い。
「クレイ…」
「どうした?」
「やっぱりおかしいよ、こんな長い道、どこにも書いてないもん」
そう言って私はクレイにダンジョンの地図を見せた。
「確かに無いな」
「それにいつまで歩いても、似たような場所だし」
「そうだな、もう少し歩いてみて何も変わらなかったら、回りを良く調べてみよう」
「うん」
そう言って私は再びポタカンの灯りを前の方に照らす。
シナリオ自体は今の私たちにも簡単なはずだった。深くない洞窟の奥の方にある、薬草を取りに行くというキットンが大喜びをしたシナリオで、それなりに珍しい薬草らしく、お小遣い稼ぎぐらいの報酬だったし、ちょうど時間が空いたからこのくらいのならと思ったんだけど、こんなことになるとは思っても見なかった。
それからまたどれくらい歩いたんだろう、多分三十分位は歩いたと思うけど、相変わらず一直線だった。
「壁とか調べてみよっか」
私は立ち止まって、クレイに提案した。
「そうだな。それじゃあパステル、右の方の壁を照らしてくれ」
照らしてみたけど、やっぱりただのゴツゴツした岩にしか見えない、そこをクレイが丁寧に調べていく。
少しずつ横にずれながら、クレイが調べられる高さまで調べたら今度は下の方を調べるのを繰り返し行っていく。
そうやって何メートルか進んだ時、私はちょっと上を見たときにそれを見つけた、何か一つだけ緑色の石がある。
「クレイ、ちょっとあそこ見て、あの石届く?」
「ん、どこの場所だ」
私がポタカンをその石がよく見えるように照らすと、クレイもその石の場所がわかったみたい、その場所を見上げる。
「さすがに届かないな、俺がパステルを肩に乗っけるから、パステルが調べられないか?」
やっぱりクレイでも届かないか。意外と天井は高くて、クレイが手を伸ばしても、届かないみたいだ。
クレイが私の前に背中向きでしゃがんで、後ろ手に手を組む。
「重かったらごめんね」
「パステルぐらいは軽いさ」
私が肩に乗っかると、ダンダンとクレイが立っていく、私の目線が高くなっていく。
「こんなぐらいで良いか?」
中腰ぐらいまで私を持ち上げるとクレイが聞いてきた。
「えっと、もうちょい高く」
またゆっくりと私の目線が高くなっていった。クレイってこんな高い場所いつも見てるんだな。
緑色の石を調べるのに、ちょうど良いくらいの高さまで来た時、クレイがまた聞いてきた。
「この位か?」
「うん、こんな位で良いよ」
その石は大体私がグーをした時と同じぐらいの大きさで、ポタカンで照らすと、少し光を反射するみたいだった。
「宝石かなあ」
「宝石?」
「少し光を反射するみたい」
「他の場所にもその石と同じ種類の石は、在るか?」
「ううん、見た限りは無いみたい」
「もう少し良く、調べてみてくれ」
触ってみると少し冷たい、その石を動かそうとしたら、動いて、その石が眩しく光った。
「きゃ」
「どうしたんだ!?」
「さっきの石が、光ってるの」
あんまりにも眩しかったんで、とっさに目をつぶったんだけど、その時落ちそうになった私を、クレイが必死に抑えてくれてるのがわかった。
ゆっくりと目をあける。
石は緑色の光を出し続けていた。
「クレイ、少し下ろして」
私はなるべくゆっくりと言うと、クレイはゆっくりとしゃがんでいってくれてる、目線がだんだん下がる。
クレイがしゃがむのをやめると、私はクレイの肩から降りた。石はまだ光ってる。
「大丈夫か?」
「うん、怪我とかは無いんだけど、凄く眩しくて」
石の光で少しだけ明るくなった、そのダンジョンの中を見渡す、やっぱり前の方は延々とまっすぐな道が続いてる見たいだった。
「パステルあれを見ろ」
背中の方から聞こえるクレイの方を見る、それは私たちが来た方向だった。
クレイが指差した所、そこにはさっきまでなかった通路が、ぽっかりと開いていた。
「クレイあれ」
「いって見よう、さっきまではなかったはずだ」
私は頷くと、ポタカンをつけたままでクレイの後を進んだ。
その通路はさっきまでとは違って、白っぽい石で組んである人工的な通路で、天井までの高さはさっきより低くはなってるけど、ノルでも十分通れるぐらいの高さはある。
私の肩ぐらいの高さのところに、何メートルかぐらいの感覚で、半円状に小さく窪んでて、そこに光の球が浮いてる。ポタカンを消しても大丈夫そうだった。
「これなら大丈夫だろう、パステル、ポタカンを消してくれ」
「わかった」
その綺麗に舗装された道をしばらく進み、後ろを振り返ると、もう私たちが曲がってきた所は見えなかった。その時気が付いたのだけど、点いていたはずの光の球が、奥の方の場所は消えてる。
「この光の球。ずっと後ろのほう消えてる」
「みたいだな、前の方も良く見ると奥の方は消えてる、俺たちが居る所は反応して光が点いてるみたいだ」
「魔法かな」
「多分そうだろう。こんな大掛かりな魔法は聞いたことが無いけど」
しばらくすると急に開けた明るい場所に出た、見上げるほど高い天井に、通路に有った光の玉の大きいものが浮かんで、壁にもその光の球がさっきまでと同じように置いてる、どれを見ても光ってる。そこの広さはJBの広間と同じくらい広い。
その場所の中央に石でできた台座がひとつだけあるのが見えた。
私とクレイは頷き合うと、その台座に向かう。
たどり着いたその台座のずっと上に、ちょうど大きな光の玉が浮かんでいた。
「何にも無いな」
クレイの言うとおり、台座の上には何も無い、見た感じはそんなに古くはないみたい。
「なんだろうね、この台座」
「上のあの光ってるやつと関係があるのかもしれない。俺たちが入ってきた場所以外に、入り口は無いみたいだから、戻るかこの部屋を調べるしかないみたいだし」
クレイに言われて周りを見ると、ここからだと部屋の壁全てが見えた、確かに私とクレイが入ってきたところ以外には入り口が無いように見える。
それならと目の前にある台座から調べることにした。
特に飾りがあるわけじゃないけど、しっかりとしてるみたい。上と同じような白っぽい石でできた一回り小さ目の長方形の石の上に、板状の石が乗っかってるみたいな形だ。
少し顔をあげると、私と同じようにクレイがこの台座を調べてるのがわかる、私も調べるのを再開した。
あれ、この台座。
「パステル、この台座おかしくないか?」
「私もちょうど思ったところ」
「継ぎ目がない」
「継ぎ目がない」
一緒に言って、クレイの方を見たら、目の前にクレイの顔が私と同じような体勢で私の顔を見ていた。
わ、クレイの顔がこんなに近い……。
この台座、上のと下の二つの長方形の石を組み合わせてるように見えるのに、継ぎ目がどこにもない。
クレイは顔を赤くして、台座の方を見る。
「だ、だろ?この台座一つの石でできてるみたいだ」
私も台座の方へ向き直って、クレイの言葉を聞いた。
「みたいだね。あ、床とも継ぎ目がないみたい」
「本当か?こういう時トラップの奴がいると良いんだけど」
確かにこういうは、二人ともどちらかと言うと苦手だ。
「キットンでも、結構わかるんじゃないの?」
「魔法か何かなら、確かにキットンの方が得意そうだな」
深く深呼吸して、息を整えてから、私は立ち上がり天面を調べる。
上から見た感じはこれと言って特長とかないんだけどなあ。
今度はその真上の光る球を見た。
太陽のみたいこの部屋を照らす、距離があるからかなあ、そこまで眩しくはない。
この台座には他になんか仕掛けとかないのかなあ、私はそんな事を考えてたら、その台座の方を見てた。
「クレイ、なにか他に変わったところあった?」
クレイが立ち上がる。
「だめだ、他の所を調べてみるか」
クレイがそう答えながらも引っ張ってみた時だった。
その台座が、クレイの方へとずれたのだ。
動くと思ってなかった台座が動いて、クレイが慌てて、
でも間に合わなくってその場でしりもちをつく。
立ち上がって私のほうへとまわって、クレイがそれに手を掛け、押してみる。
今度はぜんぜん動かない。
「手伝ってくれ」
私は頷いてクレイの横にならんだ。
「いっせいのせ」
力いっぱいに押すと、少しずつ動き出した時だった。
「これ以上、それを動かさないでくださる」
振り返ると、長いローブをまとったトラップと同じぐらいの身長の人が、
私たちが入ってきた場所と一直線上にいた。
「動かしたら、ただでは済まさない」
「何か知ってるんですか? 俺たち、仲間をさがしてるんです」
「仲間? さっきエルフの子供と、ホワイトドラゴンの子供は見たけど、
冒険者は見てないわね」
それって、ルーミィとシロちゃんのことじゃない。
「そっ」
私が叫びそうになった時、クレイが口を塞いだ。
「クレイ何するの」
「パステル落ち着け。シロの事をホワイトドラゴンって知ってる、
普通は気が付かないだろ」
あ、そっか。
「それとも、あなた達の仲間が、あの子供たちだったのかしら」
ローブを纏ったその人が私たちに近づいてくる。
私はどうしていいかわからないし、ルーミィとシロちゃんの事は心配になるし、
どうしたら良いんだろ。
「あなたは何者なんですか」
クレイがロングソードを鞘から抜きながら言った。
「ふふふ。やっぱりあの子達はあなたの仲間だったのね。私も驚いたわ、
ホワイトドラゴンの子供なんてはじめて見たし、長生きはするものね」
私もクロスボウの準備をする。
「大丈夫、少し魔法で寝てもらってるだけだから、怪我とかはしてないわ。
それよりも、それを動かさないで欲しいの、私が困りますから」
え、ルーミィとシロちゃんに何かしたの、許せない。
「ルーミィとシロちゃんに何したの」
「だから、魔法で眠ってもらってるの」
私がクロスボウを構えてるのにドンドン近づいてくる。
「あなたたち二人も眠ってちょうだい」
その人は魔法の詠唱を読み上げていく。
手から光るものが出ると、それが私たちに向かってすごい速度で飛んできた。
クレイが私を庇いながら横に飛ぶ。
クレイのマントの横からローブをまとった人を見ると、
ちょうど次の魔法の詠唱が終わったところだった。
「クレイ! 後ろ!」
クレイはすばやく立ち上がると、その魔法で出来た炎の玉を切り裂く。
すごい、魔法を剣できるなんて聞いたことがない。私が驚いていると、
一番驚いているのは炎を切った、クレイだった。
「なんということ? わたくしの魔法を切るなんていったい……」
「パステル、その台座の裏にでも隠れててくれ」
そういうとクレイは相手の魔法使いに向かっていった。
慌てて、魔法を唱える。
そして前に出した手が思いっきり広げられたとき、クレイの剣が、
その手を払った。
「ルーミィとシロ。どこにいるのですか?」
「その台座の下よ」
それを聞くとクレイは軽く剣を振って、鞘に入れ、私の方へ来る。
魔法使いの人は、その場にしゃがみこんで、落ち込んでるみたい。
「パステル、台座の下に二人がいるらしい、早く助けよう」
私は頷くと、さっきみたいに並んで、台座を強く押した。
ズズズ、と音を鳴らしながらずれて行く。
ある程度横にずらしたら、急に軽くなって、一気に横にずれる。
台座の下は階段になっていた。
暗くてよく見えないので、持っていたポタカンで階段を照らす。
そんなには長くないみたいだった。
「行くぞパステル」
「うん、でもあの人あのままでいいの?」
クレイは階段を折り始めてた、そして私の方へ振り返って、こういう。
「少し、一人にしておいてあげた方がいい、俺にもそういう経験あるからわかる」
「わかった」
階段を下りると、そこは上と同じくらい広い部屋だった。その中央に、
また台座がある。
「ルーミィ、シロちゃん」
その上に仰向けにおかれてる二人のところへ駆け寄る。
ベッドぐらいの大きさの台座に置かれた、ルーミィとシロちゃんは、
まるで寝てるみたいだった。
「ルーミィ、シロちゃんおきて!」
ルーミィを起こすようにゆする。
しばらくするとルーミィは眠たそうな顔をして目を覚ました。
「ぱーるう。なんら朝か?」
寝てる様じゃない、ちがう、寝てた。
「ええっと、違うけどおきなさい」
「あれえ、ここはどこ?」
「クレイ、ここどこ?」
「え? 洞窟内で良いんじゃないかな」
「だって」
そうにいったらもう寝てる。
「おはようデシ」
でもシロちゃんが起きた。
「仕方がない、俺がおぶっていくよ」
そういうとルーミィを背中におって、上ってきた階段のほうへ向かう。
私とシロちゃんはその背中を追いかけていった。
さっきの上に大きな光る玉のある部屋に出ると、
まだ魔法使いの人は地面にしゃがみこんでいた。
「あの人、どうするの」
「そうだな、パステルが話し掛けてみないか」
「わ、わたしが!?」
「俺が話し掛けるよりはずっと良いと思う。たぶん」
クレイに背中を押されるようにして、私がその人の所による。
「あの、大丈夫ですか?」
よく見ると、泣いていた。
気まずいよ、どうしたら良いんだろう。
「怪我とか……」
私が言いかけたとき、クレイが私の背中を軽く叩く。
彼のほうを見上げると、首を横に振っていた。
「パステル、出口を探そう」
「そうだね」
その言葉を聞いたのか、魔法使いの人が中央の台座のほうを指差した。
「あっち。さっきの部屋の端の方に。ぐす、魔法陣が書いてあるから。ぐす、
そこから、出られる」
クレイは私の横にしゃがみこむと。
「ありがとう」と言った。
そして、私の肩を叩く。
「待ってください」
クレイが立ち上がろうとした時、魔法使いの人が声をあげた。
目深にかぶったフードを取る。
ずごい美人。顔とかすらっとしてて、切れ長の目がすごく似合ってる。
その人が子供みたいに涙で目を真っ赤にして、クレイを見つめる。
「なんで、わたくしの魔法が、その剣で。ぐす。切れましたの?」
「俺にもわかりません。ただ、一瞬できると思ったんです」
「そんなことで、わたくしの……」
またその女の人は肩を落とす。
「すいません、俺達まだ、仲間を探さなくっちゃいけないんで」
「そうなのですか、引き止めてしまってすみませんでした」
クレイはそういって、今度こそ台座の下にあった階段へ向かった。
あたしとシロちゃんもそれに続く。
それで下の部屋。これがよく見たら上の部屋によく似てる、
天井の方は平坦で光る玉はないけど、他はそっくりだった。
その円形の部屋の端の方に、これぞ魔方陣、見たいながらの魔法陣があった。
全部で別々のところで四つ。一番遠い魔方陣どうしの二つを直線で結ぶと、
ちょうど部屋の中央を通り。また他の二つを直線で結ぶと、
今度はちょうど最初に結んだ直線と、また部屋の中央で直角が出来る様においてあった。
その魔方陣のすぐ近くの壁には、丁寧に行き先まで書いてある。
私達は、「洞窟入り口」と書いてあった魔法陣の上に乗った。
一瞬にして、洞窟の入り口太陽の下に出た。
「おまえら、どこ言ってたんだよ」
すぐにトラップの怒鳴り声が聞こえる。
トラップの声がした方を見たらトラップだけじゃない。ノルも、
キットンもみんな居た。ここまで私達を運んできてくれたヒポちゃんまで。
「悪い、悪いちょっとな」
と、クレイが返事する。
「なにが、『悪い悪い』だ。ほらしっかり、俺達は薬草とってきたぜ」
「よし、じゃあ帰ろうか」
クレイがいつもの様に洞窟を後にしようとする。
「パステルおねえしゃん」
私の足元でシロちゃんの声。
「うん? なあに」
「トラップあんちゃん。なんでいつもより声が大きいんデシか?」
「きっとねえ。照れくさいんだよ」
シロちゃんが不思議そうな顔をする。
「私達だけはぐれちゃったから、心配してたんだけど、
それがばれたら恥ずかしいと思ってるの」
「わかったデシ」
「それとね、シロちゃん」
「なんデシか」
「今日、洞窟内であったこと、クレイと私以外には内緒ね」
また不思議そうな顔をしてみる。
「クレイが、そうして欲しそうだから」
「うーん。良くわかんないけど、がってんデシ」
シロちゃんが笑った。
「おーい。パステル、みんなに置いて行かれるぞ」
クレイの声。
「わかった、すぐ行く」
私は駆け出した。
クレイの所に。
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