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たとえば
馬鹿みたいに大笑いしたとき

たとえば
流れる雲を見たとき

たとえば
宝箱を開ける瞬間

たとえば
咲く花を見たとき

そんな一瞬一瞬に
なぜお前がいないのか
ふと思うことがある

お前は遠い場所にいて
おれは別の場所にいる
理屈ではわかりきった
考える必要さえない
当然のことに過ぎないのに

どうしても
疑問に思う

お前が隣にいるのは
当たり前だったはずなのに

別れた道は
枝葉を伸ばし
さらに遠くへと
別の場所に運んでいく

わかりきっていたはずなのに

共有したい空間や
共有したい場面が
いくつもいくつも
数え切れないほどあるのに

そのたびにお前を思う

共有する思い出は減っても
一方通行の想いは膨らんでいく

お前にも
そんな瞬間はあるのかな
たまにはおれを
思い出したりしてんのかな

はかない希望に
そっと寄り添った
その火が消えてしまわないことを
一心に望みながら





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