境界線

あなたとわたしは、大事な仲間で。
 わたしは、あなたのそばにいられた。
 それ以上は、望まなかった。

 でも、時間はそれを許さない。
 素敵なあなたに、思いを寄せる人が増えて。
 わたしは、遠くに追いやられたみたいで。
 もちろん、今も仲間ではあるけれど。
 それ以上には、なり得ない。

 本当は、この境界線を越えてしまいたい。
 パーティの一員としてのわたしじゃなくて、
 女としてのわたしを、男性として見て欲しい。

 でも、今を壊す勇気がなくて。
 わたしは、一歩を踏み出せないでいる。
 昨日も、今日も、きっと明日も。


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 君は、俺の妹みたいで。
 俺は、君を守りたかった。
 ただそれだけで、満足していた。

 でも、時間はそれを許さない。
 少女の君が、姿を潜め。
 大人の君が、顔を覗かせる。
 あどけない笑みに、癒されて。
 時折見せる表情に、ただ惑わされる。

 君は、少女と女の境界線を自由に行き来する。
 俺を優しい微笑で癒す。
 だけど、愁いを含んだ瞳は、俺を優しく誘惑する。

   どうか、これ以上綺麗にならないで。
 もう少しだけ、少女のままでいて。
 俺がそばにいられるように。


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