言葉をなくしても



仮に
あんたが言葉をなくしても
仮に
わたしが言葉をなくしても

お互いの間でだけは
そんなに困らないかもしれない

交わす言葉はいつも
六割の照れと
三割の意地と
見え隠れする一割の素直さ

それでも
言葉よりも行動が
心を映してくれるから

ぶっきらぼうな言葉でも
背中はいつも温かい
冷たく厳しい言葉でも
心はいつも温かい

それがよくわかるから
それをよくわかってるから

言葉がなくても
きっと困らない





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